【東北】紅葉が見られる温泉宿まとめ|見ごろは標高で1か月ずれる

【東北】紅葉が見られる温泉宿 旅・宿

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東北の紅葉宿を探していると、「いつが見ごろですか」という質問に答えが返ってこないことがあります。理由ははっきりしていて、東北の中でも場所によって見ごろが1か月以上ずれるからです。

いちばん分かりやすいのが蔵王です。山頂の御釜(標高1,758m)が色づくのは10月中旬。ふもとの遠刈田温泉街(標高330m)は11月中旬。同じ蔵王で、約1か月の差があります。紅葉は高いところから順に下りてくるので、標高差1,400mぶんの時差が生まれる計算です。

つまり「東北の紅葉はいつ」ではなく、「行ける日が決まっているなら、その日に色づいている場所へ行く」のが正解になります。このページは、行ける日から行き先を逆算するためのまとめです。

見ごろは各自治体・観光協会の公表値(例年の目安)です。その年の気温で前後します。宿の料金・評価は楽天トラベルの掲載情報で、詳しい比較は各温泉地の記事にあります。

見ごろカレンダー(東北・紅葉と温泉)

見ごろ 場所 標高 拠点になる温泉地
10月中旬 蔵王・御釜/エコーライン山頂部 1,758m 遠刈田温泉
10月中旬〜11月中旬 鳴子峡 — 鳴子温泉
10月中旬〜11月上旬 秋保大滝 — 秋保温泉
10月下旬〜11月初旬 山寺(宝珠山立石寺) — 天童温泉
11月上旬〜11月中旬 磊々峡(秋保) — 秋保温泉
11月中旬 遠刈田の温泉街 330m 遠刈田温泉

出典: 蔵王町観光物産協会/大崎市/宮城県観光連盟「宮城まるごと探訪」/山形県公式観光サイト「やまがたへの旅」

この表でいちばん使えるのは、同じ温泉地でも見に行く場所によって見ごろが違うという点だと思います。秋保は大滝と磊々峡で約2週間ずれますし、遠刈田にいたっては山と街で1か月ずれる。「秋保の紅葉」「蔵王の紅葉」とひとくくりにすると、この差が消えてしまいます。

宮城県

鳴子・遠刈田・秋保で、それぞれ選ぶ軸がまるで違います。

温泉地 紅葉の見どころ 宿を選ぶ軸
鳴子温泉 鳴子峡 鳴子峡までの距離(0.4km〜2.9kmで7倍の差)
遠刈田温泉 蔵王エコーライン 標高と時期(山と街で1か月ずれる)
秋保温泉 秋保大滝・磊々峡 どちらを見に行くか(見ごろが2週間ずれる)

鳴子温泉|鳴子峡までの距離で選ぶ

鳴子温泉郷は東西に広く、鳴子峡に近い中山平側の宿と、鳴子温泉駅前の宿では直線距離が7倍違います。

紅葉シーズンの鳴子峡は渋滞するので、この差は「朝いちで動けるかどうか」に直結します。

遠刈田温泉|標高と時期で選ぶ

遠刈田では距離で宿を選べません。

宿どうしの広がりが4.5kmなのに対し、蔵王エコーラインは全長26kmあるからです。

紅葉の時期は、山頂は10月中旬、温泉街は11月中旬。

しかもエコーラインは例年11月上旬に冬期通行止めに入るので、温泉街の見ごろに来ると山には上がれません。

秋保温泉|大滝か磊々峡か

秋保の紅葉スポットは2つあって、見ごろが約2週間ずれます。秋保大滝は車で20〜30分の山の中、磊々峡は温泉街の入口で宿から歩けます。両方が重なるのは11月上旬のごく短い期間だけです。

山形県

山形は山寺(宝珠山立石寺)の1本です。

天童温泉|山寺は登る紅葉なので前泊が効く

山寺の紅葉は、山門から奥之院まで1,015段の石段を登らないと見られません。登りだけで約35分、入山は8:00〜17:00。降りる時間を足すと午前がまるごと終わります。だから前泊して朝いちで登るのが現実的で、その拠点が車で15分ほどの天童温泉です。

天童温泉の宿は鎌田の温泉街にひとかたまりで、山寺までは6.0〜6.6km(端から端まで600m差)。距離では選べないので、記事では風呂だけの評価が高い順に並べました。

よくある質問

Q. 東北の紅葉は関東より早いですか?

A. 早いです。本州でいちばん早い部類で、関東の感覚より2〜3週間前倒しになります。10月中旬にはもう山の上が色づき始めます。

Q. 11月下旬でも紅葉は見られますか?

A. 山は終わっています。標高の低い温泉街なら残っている可能性がありますが、今回の6か所ではいちばん遅い遠刈田の温泉街でも見ごろは11月中旬です。11月下旬に東北へ行くなら、紅葉より雪見の湯を目当てにしたほうが確実だと思います。

Q. 宿はいつ予約すればいいですか?

A. 紅葉の見ごろと週末が重なる日は、部屋数の少ない宿からまず埋まります。鳴子峡にいちばん近い宿は全7室しかありません。日程が決まっているなら、見ごろの発表を待たずに押さえたほうが安全です。

Q. 青森・岩手・秋田・福島の紅葉は載っていないんですか?

A. まだです。このページは記事が増えるたびに追記していきます。

【東北】紅葉が見られる温泉宿 まとめ

行ける日が先に決まっているなら、上の見ごろカレンダーから行き先を選ぶのがいちばん早いです。10月中旬なら蔵王の山の上か鳴子峡、10月下旬なら山寺、11月中旬なら遠刈田や秋保の温泉街。同じ「東北の紅葉」でも、1か月違えば行くべき場所が入れ替わります。

個人的にいちばん惜しいと思うのは遠刈田です。エコーラインが冬期通行止めに入るのが例年11月上旬で、温泉街の見ごろが11月中旬。山の紅葉と街の紅葉を一度の旅で両方見るのは、そもそも難しいという構造になっています。どちらを取るかは先に決めておいたほうがいいと思います。

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